グリーンあっぷるぱい

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栄養を効率よく吸収させる方法 3選

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せっかく美味しくて栄養のある料理を食べても、体に効率よく吸収されなければもったいない!

栄養が効率よく吸収されないと、脳が栄養不足と勘違いしてしまいます。そうなると、必要以上に食べる事を要求し、食べ過ぎの原因にもなってしまいます。

ということで今回は、栄養を吸収しやすくする方法を紹介したいと思います。

 

よく噛んで食べる

 

よく噛まずに食べると食べ物がただ腸を通過するだけで、栄養が効率よく吸収されません。

食事をよく噛んで食べることは、効率よく体内に栄養素を吸収するために重要です。

なぜよく噛まないと栄養が吸収されないかといえば、唾液が十分に分泌されないからです。唾液の役割は、デンプンを糖に分解するものと、食べ物を消化吸収しやすくするという役目があります。

よく噛むと、唾液がたくさん分泌し、唾液中の消化酵素(アミラーゼ)が働きやすくなります。

現代人はこの唾液を、うまく働かせることができていない状態で、胃や腸に食べ物を運んでいるという事になります。これでは、効率よく栄養を吸収できず、非常にもったいないです。

またよく噛むと、満腹中枢が刺激されて、食べすぎの抑制にもなります。

酵素を摂取する

 

栄養の吸収力には酵素が大きく関係しています。

酵素は、人間が食べ物を消化する段階から、吸収・代謝・排泄など、体内で起きるすべての反応に関わる欠かせないものです。

五大栄養素である「脂質、糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラル」を体内で働かせる役割も担っています。

どんなに量をたくさん食べても、摂取カロリーを増やしても、体内酵素が不足すると栄養吸収力が低下してしまいます。

その栄養吸収率を手っ取り早く上げるためには、食物から酵素を摂取することが大事です。

酵素は主に、以下の生ものに多く含まれています。

  • 発酵食品(納豆、キムチ、ヨーグルト、チーズ、漬物)
  • 無殺菌牛乳
  • 刺身
  • 生野菜
  • 果物

この中でも、特に発酵食品に酵素が多く含まれています。

これらの食材をいつものメニューに加えるだけで、効率よく栄養を吸収することが可能になります。

 

腸内環境を整える

 

腸内環境が悪くなると、栄養の吸収率が下がり、美容と健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

腸内環境を良くするコツは、腸内の悪玉菌をいかに減らし、善玉菌をいかに増やすかにかかっています。

善玉菌の99.9%はビフィズス菌であり、このビフィズス菌を増やすことが腸内環境を良くするための秘訣になります。

では、このビフィズス菌どうやって増やすのでしょうか。ビフィズス菌を増やすには、以下の整腸素材と呼ばれるものを摂取する必要があります。

1.食物繊維:腸内の有害物質を吸収し、排出を促進する。またビフィズス菌を増やす作用を持っている。(野菜・海藻・キノコなど)

2.乳酸菌ビフィズス菌が増えやすい環境を作るのに一役買っている。(ヨーグルト・チーズ・発酵食品など)

3.オリゴ糖ビフィズス菌の栄養源となり、増殖を助ける働きを持っている。(はちみつ・リンゴ・玉ねぎ・ジャガイモ・ごぼうなど)

食材から摂取するビフィズス菌は定着しづらいので、整腸素材によっていかに自分の腸内にあるビフィズス菌の占有率を上げるかが大事になってきます。

 

以上、栄養を効率よく吸収させる方法3選でした。

最初は、よく噛んで食べるという方法が簡単で始めやすそうです。