仕事できない東大生、できる東大生
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よく「東大生は仕事ができない」って聞きますよね。
(仕事ができる東大生もいるのに)
なぜ、仕事ができる東大生とできない東大生がいるのか、持っているスキルにどんな違いがあるのか、考えてみました。
まず、東大生になれるような人はどんなスキルを持っているのでしょうか。
1.勉強に対して楽しいものという意味づけができる
勉強ができる人とできない人は、まず勉強に対する意味づけがそれぞれ違います。
自分が小学生のころ、何かのテレビ番組に出てた、とある東大生がこんなことを言っていました。
「勉強ができるようになるには、勉強を好きになることだ!」と。
このとき、私はこう思いました。
「そんなん無理に決まってるやんけ!勉強が楽しいってことはゲームみたいに一日中勉強やれるってことやろ、あんなつまらんもん好きになれるか!」
つまり、勉強ができる人は、勉強に対して楽しいものという意味づけをしています。
逆に、勉強ができない人は、勉強に対して苦しいものという意味づけをしています。
楽しいという意味づけができれば、四六時中勉強できるはずです。
2.本質を見抜ける
勉強できる人は頭が良いです。
頭が良いとは、やるべきことを目的から逆算して、そのために何をするべきなのか考えることができる人です。
例えば、勉強だったら、目の前にある課題とかテスト勉強をただがむしゃらにやるのではなく、勉強する目的を考えどうやったら効率が良くなるかを考えることができる人が頭が良い人といえます。
目の前の課題をどうやったら早く終わらせられるか、よりたくさん暗記するにはどんな勉強法が適しているか、こういったことを常に考えられる人です。
こういった物事の本質を見抜く能力がある人は、常識に縛られずに自分流の勉強法を確立しており、スムーズに成績を伸ばしていきます。
3. 特殊な才能を持っている
稀に、ほとんど勉強せずとも東大に入れる人がいるそうです。
超人的な暗記力や理解力を持ったような人がこれに該当します。
以上3つのスキルの説明をしてきましたが、
東大生の中にも、1のスキルだけ持って受かった人、1と2両方のスキルを持って受かった人、もしくは3だけのスキルで受かった天才、それぞれどんなスキルを持って入ったのか人それぞれ違います。(当たり前ですが)
この中で、1のスキルだけ持って東大に入ったような人が社会で通用しないのではないか、と思います。
何故かというと、ただ目先にあることだけをこなすために、努力を積み重ねてきたような人間は応用が利かないから。
勉強というのは、一つの問いに対して一つの答を導き出す というルーティンをずっとこなす作業に過ぎないわけですが、現実の社会では、一つ問いがあれば答えは幾通りも存在する という事象の方が圧倒的に多いはず。
1のスキルだけ持って入った東大生は、先程の答えが決まったルーティンをただひたすら繰り返す作業に慣れすぎてしまっており、物事の本質を考える力がない。よって応用が利かなく、上司に言われたことしかできないので使えない。
ということになります。
2と3のスキルを持っている人は、どこでも活躍できるでしょう。