ワークライフバランスから、仕事に対する価値観を変える!!
皆さんは、ワークライフバランスという言葉を知っていますか?
これは、仕事とプライベート両方の時間をバランスよく取り、ハッピーな人生を実現させようとする考え方のことです。
海外(中でも北欧諸国)の人たちは、この仕事とプライベートのバランスのとり方が上手いとされてるのに対し、日本はこの取り組みがまだあまり進んでいなく、バランスが取れていません。日本人には、精神疾患やうつ病を患う人が多いのも、これが原因の一つとされています。
このワークライフバランス(仕事と家庭の両立度)が高ければ高いほど、国民の幸福度が高い傾向にあるのに対し、逆にこのバランスが低いと、国民の幸福度は低い傾向にあります。現に、ワークライフバランス上位のスウェーデンやデンマークといった北欧諸国は、国民幸福度ランキング上位の常連であり、逆に日本の国民幸福度は先進国の中でもとりわけ低い傾向にあります。
しかし、なぜかこのワークライフバランスという言葉には違和感を覚えます。
ハッピーになるには、仕事をする機会を減らし、プライベートな時間を充実させようと言ってる風にしか聞こえないからです。
本当のハッピーは、仕事とプライベート両方の時間を楽しく過ごせるようにすることではないでしょうか?
人生の約4割は仕事に費やす時間だとされています。この仕事に費やす時間をハッピーにする努力こそ、人生を楽しむうえで、最も大切なことではないでしょうか。
がしかし、
そんなこといったって、仕事はつまらん!!!
という人がほとんどだと思います。
ではなぜ、仕事はつまらないものなのか、考えたことはありますか?
仕事がつまらない理由は、ずばり
やらされている域を出ないからではないでしょうか。
仕事をするには、まず誰かに雇ってもらい、命令された業務だけをただこなす…
仕事に対して、こういう古い価値観を持ってるからつまらないのです。
だから、仕事に対して主体性を持つことができれば、ワークも楽しくなる。
今の時代、ITが急速に発達して過去には成し得なかったビジネスの形態がどんどん増えて、一人でも戦える環境が揃っていると思うんです。きちんと、主体性を持って、お金も稼ぎながら自分が理想としているライフスタイルを実現できる時代になっています。
これからは、よりいっそう今まで比較的恵まれていた会社員が、どんどん淘汰されていく時代になります。会社員の平均年収は、ますます減り、会社側も従業員を酷使しないと利益を上げられない時代に、日本はなってきています。仕事に対する古い価値観を捨てないと、ほんとにただ搾取され続ける人生になることは、市場をみれば明らかです。
生きるために、日々つらい思いを抱えながら、会社に通い、やりたくないことをただひたすらやらされる、こんな時代はもう終わりです。
自らの力で生きる術を身に着け、そのために何が必要か考え、人生の選択を自ら決める、こういう努力をするべき時代になっているのです。